ありがとうを届けた日。母の日に泣いてくれた人がいた。
今日は母の日ですね。
私の母には、兄と一緒に用意したプレゼントを、兄が帰省中のゴールデンウィークにすでに渡していました。
母にはこちらをプレゼントしました~! |
だから今日は、母の日の「当日」としては、特に何もする予定がない……はずだったんです。

でも、もうひとり。
私にとって「母の日に贈りたい人」がいます。
それは、母の長年のお友達。

もう何十年も前からのお付き合いで、私にとっても“もう一人の母親”のような存在です。
小さい頃から可愛がってもらっていて、大人になった今でも、ふとした時に気にかけてくれる優しい存在。
会うたびに、ちょっとした贈り物をいただいたり、母とお友達のランチ会には毎回私が同席することが当たり前になっていました。
おしゃべりすると、あたたかい気持ちに包まれて、
「ちゃんとありがとうを伝えたいな」
と、自然に思うようになりました。

母のお友達への今年の「母の日」に選んだのは、ドレッシングの詰め合わせ。
いろんな味が入っていて、彩りもきれいで、ギフト感のある一品。
以前、母のお友達に欲しい物を聞いてみた時に
「美味しいドレッシング」
と言っていたんですね。
どんなドレッシングかまでは細かく聞けてなかったので、5本セットのものをチョイス。
今日、そのプレゼントを午前中指定で宅配でお届けしました。
実家で過ごしていた私ですが、午前中は何かとバタバタしていて、そんな時に、1件のLINEが。
母のお友達からでした。
すごく丁寧に言葉が綴られていて、
「嬉し過ぎて、泣いてしまった」
と。
その瞬間、私の心の中にも、じわーっとあたたかいものが広がって。
あぁ、贈ってよかったなぁって、しみじみ思いました。
私の母はね、感情をあまり言葉にしないタイプなんです。
もちろん愛情がないわけではなくて、むしろすごく深く思ってくれてるのは分かってるけれど、それを「ありがとう」や「嬉しい」って言葉にしてくれることは、ほんとに少ない。
だからこそ、母のお友達のように、気持ちを素直に言葉にしてくれる人の存在って、すごくありがたいなって思います。
「ありがとう」って、たった5文字だけれど、それを聞くと心がふわっと軽くなるんですよね。
贈り物って、モノそのものよりも、
「あなたのことを思っていますよ」
っていう気持ちがちゃんと届いたとき、その本当の意味を持つんだなぁって、改めて感じた母の日でした。

私は自分の中にある“ありがとう”を、これからもちゃんと届けられる人でありたいです。
言葉にするのが苦手な人の代わりに、ちょっとだけでも誰かをあたたかくできたらいいな。
そんなことを思いながら、母の日を過ごしました。
来年はどんなプレゼントにしようか、今からゆっくり考えていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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