一人暮らしレベル、そろそろ上級者かもしれません
私は約20年程、一人暮らしをしています。
「寂しくない?」
と聞かれることもあるけれど、正直、寂しいと思ったことは、ほとんどありません。
というのも、私はどうやら
“一人遊びが上手”
なタイプらしく、自分のペースで自分の好きなように暮らせるこの時間が、もう何よりも心地いいんです。
朝、目が覚めた瞬間から静かな部屋。
テレビの音も誰かの生活音もない空間で、物音を気にすることも無く、ウォーキングの準備。
ウォーキングから帰ってきたら、自分のペースで朝ごはんの準備。
朝ごはんを納豆チーズトーストにするか、お味噌汁とごはんにするか、迷う時間すら楽しく思えます。
その日の気分で、メニューも、出かけるタイミングも、部屋の照明の明るさすら、自分で決められる。
テレビ番組をボーっと眺めながら、じんわりとコーヒーの香りを感じながら過ごす朝は、私にとって最高の贅沢です。
ひとり暮らしって、
「誰にも気を遣わない」
ってことが、こんなにも心を自由にしてくれるんやなぁって、しみじみ感じることがあります。

一番感じたのは、やっぱりコロナの時期。
人との接触が減っても、私は意外と平気で。
家にいても退屈せずに、自分なりの時間を過ごすことができました。
誰かに会わなくても問題なし。
ひとりの空間で本を読んだり、音楽を流したり、ちょっと掃除したりする時間が、まるでご褒美のように感じられる。

私は毎週末、実家に帰っています。
母が一人なので、顔を見せに行くのが習慣になっているのですが、実家では母のペースに合わせて生活します。
朝ごはんの時間、テレビの音量、お風呂の時間、ちょっとした行動のタイミングのどれも母に合わせていると、
「あぁ、やっぱり私は自分のペースが好きやなぁ」
って思うことが多いです。
母のことは大好きだし、実家も大切な場所ですが、今の暮らしがあってこそ、余裕をもって優しくできるのかもしれません。
ちなみに母は寂しんぼで、一人の時間が長いと退屈するタイプみたいです。
私とは正反対なんですよね~。

ひとり暮らしって、自由だけど、全部自分次第。
だからこそ、毎日をどう過ごすかを自分で選ぶっていう、ちょっとした“責任感”みたいなものも育ってくる気がします。
もちろん、体調を崩したときとか、ちょっと気持ちが沈んだときには、
「誰かにそばにいてほしいな」
と思う瞬間もあります。
でも、それも含めて、
「自分で自分を大切にする練習」
ができてる気がして、私はこの暮らしが好きです。
きっとこれからも、ひとり暮らしのなかで、たくさんの“小さな幸せ”を見つけていくと思います。
それを、またここに書いていけたらいいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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