日常にちいさな非日常を。初めて市バスに乗ってみたら
「市バスに乗る」という行為。
もしかしたら人生で初めてかもしれません。
遠い記憶の中に、乗ったような気もするけれど、自分の中にはっきりとした記憶があるわけではなくて。
普段は電車、それもほぼ地下鉄移動の私。
だから「市バスに乗る」という選択肢は、正直なところ今までほとんど出てきませんでした。
でも、ふと「市バスで実家に帰ってみようかな」と思い立って。
というのも、原付のバッテリーを今取り寄せ中で、いつもならそれで移動するところ、今日はそれが使えなかったから。(電気で動く原付に乗ってます!バッテリー交換のために今取り寄せてるんです~。)
最初は電車で帰るつもりだったけど、前日にバス停の場所を調べているうちに、ちょっと乗ってみたくなったんです。
モバイルICOCAもあるし、きっとなんとかなるやろう、と笑
ちなみにモバイルICOCAもつい最近デビューしました!(まだタッチする時にドキドキします)

母が少し早めに帰ってきてほしそうだったこともあり、早朝に家を出て、バス停へ向かいました。
少し早めに着いたので、ひとつ先のバス停まで歩いてみることに。
ちょっとした冒険気分です。
そのバス停に着くと、時間通りにバスがやってきました。
バスに乗るとき、ICOCAをタッチしようとしたけれど……あれ?
タッチするところが見当たらない!
「え?どういうこと?ICOCA使われへんの??」
とちょっと焦る私。
とりあえず座ってみると、「一律料金」という文字が見えてきて、あぁなるほど、降りるときに払うんやな、と理解。
朝の空気と空いた道のおかげで、バスはすいすいと気持ちよく進んでいきます。
約40分ほど乗る予定だったので、小説を持ってきていたけれど、景色を眺めたり、スマホをいじったりしていたら、意外とあっという間。
……だったのですが。
実は「乗るバス停」は前日にしっかり調べていたのに、「降りるバス停」はあまりちゃんと確認していなくて。
いざ近づいてくると、急にソワソワしはじめて、結局1つ手前のバス停で降りてしまいました笑
でもまぁ、バス停の間隔はそれほど遠くなかったので、そこから歩くことに。
早朝だったので、空気もそれほど暑くなかったので、それもまた気持ちよかったです。

毎日、同じ道・同じ電車・同じルート。
それが悪いわけじゃないけれど、今日みたいにちょっとだけ“違う選択”をしてみるだけで、小さな緊張やワクワク、そして新鮮な感情に出会えるんやなぁと、改めて思いました。
はじめての市バス。(たぶん)
慣れないことにはドキドキするけれど、たまにはそんな体験も悪くないなぁと、静かな車内で感じた朝でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
●ランキング参加中!応援いただけると励みになります

にほんブログ村