ご近所づきあい、うまくできない私が見つけた“ちょうどよさ”
最近、ご近所づきあいってやっぱり大事やなぁと、ふと感じることが増えてきました。
私が今住んでいるマンションに引っ越してきたのは、約3ヶ月前。
新しい土地での生活は、ちょっとドキドキもあったけれど、それ以上に嬉しかったのが、住人の方々がみんな気持ちよく挨拶してくれることでした。

朝、ゴミ出しの時にすれ違ったら
「おはようございます」
帰宅時にエントランスで顔を合わせたら
「こんばんは」
と、ほんの一言のやり取り。
でもその一言が、すごく心地いいんです。
前に住んでいたマンションは、今よりも少し規模が大きくて、人の出入りも多い場所でした。
だからか、すれ違っても無言だったり、目も合わさず通り過ぎていくことも珍しくなかったんですよね。
そのときは
「まぁ、そういうもんかな」
と自分なりに納得していたつもりだったけれど、今のマンションで毎日のように交わされる挨拶の心地よさを体感して、
「やっぱり“人との距離感”って住む場所によって違うんやなぁ」
と実感しました。

実家は戸建て(持ち家)で、近所付き合いが結構あるんです。
自治会もあって、年に何度かの行事や役割分担なんかもあったりして。
つい先日も、行事というほどのことではありませんが、それぞれの家の前の溝掃除を自治会に入っている人たちでやっていたり。
私の母親は、そういう近所づきあいを上手にこなしていて、顔を合わせたらちょっと立ち話をしたり、何気ない話題で盛り上がったりしてるんですよね。
私はというと……正直ちょっと苦手。
気を遣いすぎるタイプなので、
「こう言ったらどう思われるかな」
「もっとこう言った方がよかったかな」
と、いちいち考え過ぎてしまう。
で、いいように利用されたりして(´;ω;`)ウゥゥ
だから今のマンションのように、挨拶だけしっかり交わして、あとはお互いの生活スタイルを尊重し合うような、そんな関係性がすごく心地いいんです。

時々テレビやネットで見る話題に、「高齢者が賃貸マンションを借りにくい現実」なんていうのがありますよね。
“将来の自分”がどんな暮らし方をしているのか、想像しようとしても、正直あまりイメージが湧かない。(アラフィフなのでそんな悠長なこと言ってられませんが!)
ずっと賃貸マンションに住み続けられるのか、それとも分譲を買って腰を据えるのか…。
母親はきっと、「最終的には実家に帰ってくる」と思ってると思うのですが、私はまだそこまで考えきれていなくて。
なんとなく「もう少し先の話かな」なんて思ってます。
ただ一つ言えるのは、どこに住むにしても、自分にとって心地よい距離感で人とつながれる環境がいいなぁってこと。
挨拶だけの関係でも、そこには安心感があるし、ちゃんと「人と暮らしている」って実感もある。
そんなふうに思える今のマンションとの出会いに、ちょっと感謝した一日でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
●ランキング参加中!応援いただけると励みになります

にほんブログ村