昨日は、思わず「こんなことある!?」と言いたくなるような1日でした。
午後は仕事をお休みして、美容院に行って、いつもの美容師さんといつも以上におしゃべりを楽しんでいたんです。
ふと話題は家族のことに。
美容師さんが
「今度母親を万博に連れて行こうと思ってて」
と話してくれたことから、私もふと、母が万博にもう一度行きたがっていたことを思い出しました。
実は一度、母と一緒に行っていて。

その時は
「満足してくれたかな。」
と思っていたのですが、美容師さんの話を聞いているうちに、
「1回連れて行ったから役目は果たしたと思っていたけど、ちょっと考え直すか…」
と思えてきて。

そんな気持ちを抱えながら、引越し前に仲良くなったチョコザップのおじちゃんの書道展に寄って、気持ちを整えた上で、いざ夕方の万博へ!

今回の目当ては、事前予約していたUAE(アラブ首長国連邦)パビリオン。
でも予約時間は20時。
それまでどうしようか、一旦大屋根リングの下にあるベンチで一人作戦会議。
当日予約を何回も試してみたところ、なんと!!!
「ポーランドパビリオン」の予約が取れたんです。
こちらは19時40分の予約。
まだまだ時間はあるので、前回行けなかった場所を取り合えず練り歩いてみました。
1時間ぐらい歩いて、時計を見てもまだ18時。

そこでふと、母親に
「お母さん、もう一回万博に行きたい?」
とLINEしてみたんです。
すると、すぐに
「行きたいなぁ」
って返信が。
その言葉に、ちょっと胸がぎゅっとなって、
「また連れて来よう」
と思いました。
母はいつも兄を優先するところがあって、ちょっとモヤモヤすることもあるけれど、後悔のないように親孝行はしておきたい。
LINEの返信がきてすぐに電話もかけてみたら、
「また万博に行ける」
となった母の声は心なしか弾んでるように聞こえました。

ポーランドパビリオンまでどう時間を過ごそうかなぁと思っていた時に、これまたふと以前の職場の人にLINEをしてみました。
私が万博に来ていることは一切伝えずに連絡を取ったのに、その方から
「今まさに万博に仕事で来てるんよ」
と。
ええええええええええ!?ってなったよね笑
ちょうど仕事が終わったタイミングだったので、合流しようということに。
一緒にお土産売り場に行ったり、ベルギービールを飲んだりして、思いがけず楽しく過ごせました。

あっという間にポーランドパビリオンの予約時間になってスムーズに入館。
ストーリー性のある演出、温かみのある空間、そしてスタッフさんたちの笑顔まで含めて、
「ああ、来てよかった〜!」
と思える時間でした。
「当日予約ってなかなか取れない」
ってよく聞くけど、タイミングと運次第で、すごくいい体験ができるんやなぁと実感。
次のアラブ首長国連邦パビリオンの時間が迫っていたので、雨の降る中急ぎ向かっていたのですが。。。
当たり前ですがお昼間に比べて暗くって、焦る気持ちからか、どちらに向かっているのかわからなくなって、でも雨が降ってるので、地図が載ってる冊子も出したくないし。
最後はダッシュして、なんとか時間に間に合った~と思ったら!
まさかのフリー入場状態!!!
事前予約の意味って…?と一瞬なりかけたけど笑、並ばずに入れるっていうのはやっぱりありがたい!
パビリオンの内容も、ほどよく刺激的で、未来的な映像と文化紹介が印象的でした。
派手すぎず、でも静かに「おお…」と感じられる空間。
結構歩いたし、今日はこれにて帰ろう。
他のパビリオンはまた次来た時に、と思えるのは通期パスの強みですよね。
夢洲駅までは、人の殺到を緩和するために、グルっと歩くことになったけれど、電車は意外と空いていて座ることができました。

今日の万博は、パビリオンの内容ももちろんよかったけれど、それ以上に、
「人とのつながり」
と
「自分の中のやさしさ」
にふっと触れられた気がしました。
次は母と一緒に、またゆっくり来よう。
そしてそのときは、今日のこの日のことを思い出しながら歩きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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