グッと飲み込んだ、ある日のおとな対応
先日、ちょっとした出来事がありました。
相手は、年上の女性。
仕事の関係で、初めて直接お会いすることになったのですが、事前に
「ちょっとズケズケ物を言うタイプらしい」
と聞いていたんです。
正直ちょっと身構えてました。
私、昔からよく「優しそう」とか「お人よしに見える」って言われて、なめられやすいんですよねぇ。。。
だから今回は、気合いを入れて、少し真剣な表情で臨みました。
あっ、ちなみに立場的にはこちらの方が上なんです。

最初は先方も初対面ってこともあって、穏やかな口調で話し始めたんです。
でも、途中から自分の思い通りにならない、と察知したのか、ちょっとした皮肉や遠回しな探りが飛んできました。
笑顔がないだの、表情が固いだの、メールの文章がきついだの。
初対面の人になんでこんなことを言われないといけないのか。
でも、私、思ったんです。
「ここでムキになっても、意味ないな」
って。
ひと呼吸おいて、なるべく丁寧に、でも冷静に対応しました。
話がそれそうになったら戻す。
失礼な言葉には乗っからない。
感情で返さない。
そうやって、ひとつひとつ対処していっても、相手はとにかく私を傷つけたいのか、同じことを繰り返し言ってきて。。。
こちらとしては、今後スムーズに業務を遂行するために、どうしていくと双方のためになるか、という話をしていたのですが、最終的にはなぜか
「もういいですっ!」
と言われて、こちらとしては
「何がもういいのか。。。」
という気持ち。
ほんと、心底ぐったりしました…。

こんな日はもう、飲まないとやってられへん!と焼酎ハイボールを2本も飲んじゃって。
飲みながらも
「あんな失礼なこと言われた割には、おとなの対応ができたよなぁ」
って振り返ったりして。
もちろん、心の中ではめっちゃザワザワしてたし、
「よくもまぁ、あなたの立場でこんなこと言えたな!」
って叫びたくもなったけど笑
それでも、自分の感情に飲まれずに、自分を守るやり方を選べたことが、ちょっと嬉しかったんです。
誰かに認められたわけじゃないし、拍手があるわけでもないけど、こんなふうに静かに自分を肯定できる瞬間って、じんわりと自信につながる気がします。

人と関わっていれば、理不尽なことってある。
でも、そこにどう向き合うかで、自分の気持ちがラクになったり、逆にしんどくなったりするんやなぁと、改めて実感しました。
これからも私は、自分の中に「ちゃんとした大人」を住まわせて、しんどい場面も、少しずつ乗り越えていけたらいいな。
実は続きがあって、、、
その日の夜にお相手からメールが届いてたんです。
それがまた、なんとも含みのある、読んでいてスッキリしない文章でした笑
「ちゃんとした大人」を住まわせてる私は、そのメールにも大人の対応として返信しました。
ホント世の中、いろんな人がいるもんです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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