新居を見せた日、ほんとの引越しが終わった気がした

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新居を見せた日、ほんとの引越しが終わった気がした

ゴールデンウィークは3日から実家に帰っていました。

4日は母と帰省している兄と一緒に道の駅に出かけて…。

本日5日は実家から自宅のマンションに帰って来る日です。

東京から車で帰省した兄が車を出してくれて、助手席に私、後部座席には母が乗り、私のマンションへ。

(ちなみにいつも3人で車で出かける時は、兄が運転、母が助手席、私が後部座席です)

この3人で一緒に私の新しい住まいへ向かう時間は、なんだか少し不思議な心地がしていました。

引越してから約2ヶ月が経ちますが、家族が家に入るのは初めて。

引越しが終わってから、ずーっと心のどこかで、

「早く家に呼んで安心させないと」

と思っていたけれど、母は少し保守的なところがあって、自分の好みや価値観に合わないものに対しては、あまりいい顔をしないタイプの人なんですよね。

だから、

「なんか言われるかな。」

って、少し緊張していました。

でも、いざ玄関のドアを開けて、母と兄を迎え入れてみると、不思議な安心感がすっと肩に乗っていたものを降ろしてくれた気がしました。

家具や間取りのことを話して、母がソファに座ってみたりして。

思っていたよりも、いい反応でホッとしました。

自分で考えて思い切って買った家具たちのことも、それなりに評価してくれました笑

兄も

「いいマンションやん」

なんて言ってくれて。

たった30分ぐらいの滞在だったけれど、私にとってはすごく意味のある時間でした。

私は母に対して、言葉にできないもどかしさを抱えてしまうことがあります。

母の中では、兄が少し“特別”に見えているような瞬間もあって、それが寂しく感じることも、正直あったりします。

長期休暇の時には、兄が帰省するので、その感情は一段と高まります。

普段、母の困りごとを解決しているのは私なのに、兄がいると愛情の9割ぐらいはそちらに注がれている気がして。

兄がとても優しい人なので、それが救いでもあり、仲良くやっていけているのだと思います。

父が亡くなってから、3人で同じ空間にいるのは2泊3日が限界だと、これも最近わかったことだったりもします。

でも、母が私を大切に思ってくれていることも、ちゃんとわかっているつもりです。

表現の仕方がちょっと不器用で、まっすぐ届かない時があるだけなんだろうなぁ、と。

母は母のかたちで、私は私のかたちで、お互いに少しずつ折り合いをつけながら、大人になっていくもんなのでしょうねぇ。

(年齢的には十分すぎる程、大人やけど!)

実家にいるときは、どこか“実家の自分”になるんです。

私と同じ立場の方々、どうでしょうか?

毎週末、実家に帰っていても、やっぱり実家は実家なんですよね。

でもマンションに帰ってきたとき、ふと感じたんです。

「あぁ、ここが一番落ち着く」

って。

兄は明日、東京に帰ります。

今晩は母と兄、水入らずでゆっくり過ごしてもらえたら、それはそれで嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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